電子書籍アプリ『bREADER』がすごすぎる!
iPhone用のいい電書リーダーないかなぁ……
と、思ってるそこのあなた! そんなあなたに朗報です!! 僕も同じようなことを思っていました。画像ファイルやPDFだとどうしてもiPhoneの表示面積じゃつらい……。拡大して指をあくせか動かして見るの……?
そんなのやってられるかー!!
ということで、そんな問題を一挙に解決しちゃう素敵な電子書籍リーダーアプリ『bREADER』のご紹介です。
実際に読んでみよう
表示は基本縦書きです。画面の真ん中あたりをタップすると画面の上下に小さなアイコン群が出てきて、色々な設定が変更できます。
テキスト形式のファイルは縦書きから横書きに変更することができます(PDFの場合は左綴じ・右綴じ)。その他、フォント(ヒラギノゴシックとIPA明朝の二種類)や背景と文字の配色も簡単に選ぶことができます。
画像ではフォントはヒラギノゴシック、背景はセピア2という設定で表示しています。読みやすく、目に優しくてオススメの設定です。
他のメニューはこんな感じ。ページ送りは画面左下の三角マークを押すことでスクロールに変更することもできます。また他の書籍リーダーでもお馴染みのしおり機能もあります。
設定メニュー自体はシンプルでガチガチにカスタマイズしたい人にはちと物足りないかもしれませんが、その分動作全体がサクサクです。この使用感マジたまらんぜよ。
bREADER 用おまけツール brc
さて、ここが僕が『bREADER』をオススメする理由です。iPhoneだとどうしてもネックになるPDFや画像ファイル表示。解像度の高い4ならまだしも、それ以前のモデルでは文字が小さすぎてとてもじゃありませんが読めません。しかたなく拡大して指をせこせこ動かして必死に見ていた人もいるでしょう。
またiPhone4でも全体表示では読めないというのが実際のトコロだったのではないでしょうか。
しかし、公式サイトから提供されているツールを用いることで、テキスト形式と同じようにピンチイン、ピンチアウトでフォントのサイズ変更、それに合わせた自動改行(リフロー)を行ってくれるようになります。
やり方は簡単。連番画像ファイルが入っているフォルダやZIPファイルを↑のツールにドラッグアンドドロップするだけ。するとファイル内に『.brd』という形式のファイルが作成されます。あとはiTunesを使って、普通にファイルを追加するだけ。
実際にやってみた
まずはそのまま画像ファイルを表示してみます。
左が等倍表示です。とてもじゃないですが、このままでは読めないですね。そして拡大したのが右です。当然ながら画面にあわせて改行処理などはほどこされず、ただの拡大なので文字は読めるようになりましたが、文章を読もうとすると指をあちゃこちゃ動かすことになります。スキャンの精度もあまりよくないモノだったため、文字も荒い……w
では今度はツールを使ったファイルを表示してみます。
き、綺麗すぎる! 拡大すると画面にあわせてフォント・改行を自動であわせてくれます。荒かった文字も綺麗になってますね。これはすごい!
PDFの場合は?
PDFを連番画像ファイルに変換してくれるソフトを使います。
それからまた同じ手順での『bREADER 用おまけツール brc』を使い、できたファイルをiTunesから追加。ちょっとめんどくさいですが、現状iPhoneで文字の小さいファイルを読もうとするとこうするしかない感じですね。
注意点
『bREADER 用おまけツール brc』は現在も開発中のツールです。そのため、横書きの書籍画像データなどはエラーが出て使えません。縦書き限定なのが現状ですね。しかし、あの神アプリ『BB2C』を作った開発者さんが本腰入れてやってるみたいなので、今後はツールも安定し、また色々な機能が追加されるかと思います。
まとめ
600円と比較的高い部類のアプリですが、実際使ってみると本当に使いやすくその値段以上の価値があります。リフロー表示ツールは機能初めて使ったんですが、『これが600円の本当の価値か!』とめちゃくちゃテンションあがってました。
Appstoreのレビューを見ても、レビューから参考コメントを拾ってすぐにフィードバックされてるみたいなので、今後ますます強化されていくことは間違いないでしょう。
みなさん、こう考えてください。600円ですよ。文庫本一冊の値段じゃないですか。そう考えると僕はとても安いと感じますね。文庫本一冊買う気分で試してみるかーという感覚で買ってみてください。きっと驚きますよ。
ということで、今回は電子書籍リーダーアプリ『bREADER』のご紹介でした!