ブログ完全移行&復活のお知らせ

「シャイニングスパイラル文庫」は、ガジェット&節約生活ブログ「フジタノ」に完全移行しました。

 

もはや当時の方が見てくださっているとは到底思えませんが、何かの縁でこちらを見てくださった方は、ぜひ「フジタノ」も訪れていただけると嬉しいです。

 

fujita777.com

ようやくログインできた

再開するする詐欺になってしまってからはや数年。

意図せずログインできない状況になってしまっていたのですが、古いPCからの復旧でなんとかなりました。

いままでの繋がりを切って、イチからスタートすることも考えたのですが、もやもやするし、なんだかなぁと。気づけば数年経っていたようです。

近々、別のブログを立ち上げて定期的な更新を行いながら、色々と企画を勧めていく予定ではありますので、奇特にもこちらの記事をご覧になられている方には、ぜひお立ち寄りいただければと思います。

 

ひとまず、それでは。

立ち回りと話し方

上手な話し方、伝え方とは何か?

 最近良く話題になるので取り上げてみるの巻。


 世間ではそんなタイトルのハウトゥー本が山ほど転がっていますが、役に立つものはほとんどありません。それどころか体系的すぎて、実際の会話、会議の速度では頭がそこまで追いつきません。


 では、どうすれば人にうまく伝わる話し方ができるのか?


相手の意見を否定せず聞くこと

 まずこれが第一です。会話や会議というのはディベートではありませんので、勝ち負けを決めるものではありません。ですが、世の中の多くの人が勝ち負けの意識を持ったまま会議に望んでいます。


 こういった心理の裏側には自己顕示欲や承認欲求といったものがあります。まずはそれに逆手にとること。つまりは認めてやればいいのです。そうすれば少なくとも相手はあなたに対する敵対意識を持つことはないでしょう。


話し上手は聞き上手

 『相手の意見を否定せずに聞くこと』というのは会議の場に限ったことではありません。常日頃から相手の意見を認めてやることが大事です。つまりは聞き上手になること。


 聞き上手とは『指摘する』ものではありません。たとえどんな意見でもその根底には相手の本心が隠れているものです。そして会話中、それがポロリと出るはずです。そこを否定せずに認めてやること。ただ決してやってはいけないのが、『背中を押す事』です。


 なぜなら『背中を押す』発言というのは、そこに責任が発生してしまうからです。いざ失敗したとあらば、その責任の一端が降り掛かってきます。人の心は弱いもので失敗した時に最初から自己への責任を追求できる人間は少ないということを覚えておきましょう。


聞き上手が長じて相談役となる

 聞き上手な人には『相談』がやってきます。これは当人にとって重大な決断を迫られるシーンが多いでしょう。


 さて、『相談』において受けて側がはっきりとさせておかなければならないことがあります。それは相手が『あなたの意見を求めているのか』、それとも『自分の意見を後押しして欲しいのか』です。
 前者の場合、相手にとって苦い言葉も言わなければならないこともあります。そうなるとこれまで培ってきた聞き上手の立場が無に帰すことにもなりかねません。相手が何を求め、あなたに相談を持ちかけてきたのかをまずはっきりさせましょう。


聞き上手というのは日常的な根回しである

 ここまで読んでもらえば分かる通り、聞き上手な人というのは相手の承認夜級を満たすポジションに位置することになるので、自然と相手も自分の言葉を受け入れてくれやすくなります。


執着を捨てよ

 会議というのも実は意見の勝ち負けを決める場ではありません。その集団にとって最も有益と考えられる意見を決定し取り入れていく場です。つまり原則的には、誰の意見が採用されようともそこに行き着くまでの流れがどれだけスムーズであるか。また、その後の運用によるフィードバックがきちんとなされるかが重要なのです。


 しかしながら、集団というのは人間の集まりにすぎません。そこには様々な思惑があり、意見があり、派閥があります。これらに執着したとき、あなたがどのような話し方をしようとも意見の決定はなされません。あなたが集団にとっての利益を何よりも追求したときのみ、会議はスムーズにすすみ、意見の決定は迅速になされます。


執着を捨てた先にある自己利益とは

 人間にはそれぞれキャラクターもありますし、自分の意見が採用されるかどうかは常日頃のあなたに対する周りのイメージによることもあります。その中で利益を取る方法は二つあります。


・根回しとモード切り替え
・意見の代弁者を支持する


 一つ目ですが、これはあとで書きますので、とりあえずは2つ目の『意見の代弁者を支持する』について説明します。
 人数が集まる会議という中には、自分と全く同じかかなり近い意見を持つ人間がいるというものです。そういう人は思考的にあなたとかなり近い性質を持っているといえるでしょう。そういった人を見つけた場合、支持をするのです。または補足的な意見を付け足したりしてもいいでしょう。


 会議というのは意見決定の場であって、その後にプランを実行せねばなりません。多くの場合、決定された意見を出したものが筆頭に立ち、周りの者が補佐に付くという形になるでしょう。
 会議の場で、もしあなたがその人の意見をまっさきに支持したり、意見に面白い補足を取り入れたりすれば、実行の段になってあなたにおいしい役回りがやってくるのは明白です。会社などでは上司部下、先輩後輩の関係もありますので、こういった立ち回りのほうが多く使えるかもしれません。


 この構図は聞き上手が多くのフォロワーを作るのと同じですが、特定の有力者と関係性を築けることを考えるとより強固な性質を持っていると考えられます。あなたがその人との関係性を密にしていった暁には、いずれあなたの意見を会議の場で猛プッシュしてくれるかもしれません。


場を席巻する話し方

 あなたの意見が集団にとって有益なものとした上で、それを通すために求められる能力です。上記の聞き上手による根回しも前提とします。


・大きすぎず通る声で話す
・抑揚をつける(重要な単語はゆっくりとはっきりと)
・周りの目を見渡す
・ボディランゲージを加える
・質問は後でまとめて受け付ける


 大まかに書くとこれだけです。しかし、これこそが普段の話し方とは違うモードの入り方です。多くの人が、『モードに入っているつもり』という状態です。なぜそうなってしまうのかというと、おそらくは自分の声をあまり聴いたことがないからでしょう。一度、録音した自分の声を聴いてみてください。音の響き、滑舌の良し悪し、それらから伝わる自身の有無、すべてが不完全でげんなりとさせられます。


 しかし、録音した自分の声を繰り返し聴き、改善点を常にフィードバックしていくことでこれらは割りと簡単に身につけることができます。一定のレベルまで作り込めれば『あなたって〜の時には雰囲気変わるね』などと言われるはずです。


声を良くするツール

 鼻炎持ちの人や、鼻が詰まって聞こえる人は勝負の前に是非点鼻薬を打つようにしましょう。『ナザール』というものがおすすめです。血管収縮剤が入っているため、即効性があり、また持続力があります。


 かくいう自分も重要なシーンでは使っていたりします。鼻が通ることによって明らかに声の通りが違ってくるので、個人的には必須ですね。


まとめ

 ということで、なんだか最近こういった事案で悩んでいる人がいるので自分の書ける範囲でかいて見ました。あくまで僕のケースなので、どこまで宛てになるかわかりませんが、使えるところだけでも使っていただければ幸いです。


 

新年のご挨拶

 あけましておめでとうございます。年末年始は予想通りドタバタしっぱなしでブログはおろかTwitterすら書きこむ余裕がありませんでした\(^o^)/ 今日からまた平常運行……というわけにはいかなさそうですが、徐々に更新頻度を挙げていこうとおもっておりますので、何卒よろしくお願いしますm(__)m

スカイリムおもしれー!

 ともあれ、忙殺中の心の支えといえば12月初旬に発売されたエルダーオブスクロールシリーズ最新作『スカイリム』でした。ここ数年ほとんどゲームはしていなかったのもあってガッツリハマってしまいました。


 前作『オブリビオン』と比べると物足りなさを感じますが、システムがいい意味で簡略化され箱庭洋ゲーというジャンルにしては入りやすいゲームバランスに仕上がっていると感じました。


 箱○PS3、PCの3つから選べるのも良いですね。自分は迷わずPC版でしたが。


アニメ『四畳半神話大系

 散々おすすめされていた作品。ようやく見れました。全11話という長さできっちりまとまりつつ様々な試みを詰め込んだ素敵な作品でしたね。最終話のために全ての布石が打ってあるのには脱帽しました。こういうの大好き。


 過去の選択があって今の自分がある。たとえ後悔していようとも、違う選択をしたパラレルワールドの自分がいたとしたら、その姿はとても羨ましいものなのかもしれない。結局は今しかなくて、だからこそ一所懸命に生きることが大事なのである。……こうやって書くのは簡単ですが、リアルに感じるのは難しい概念ですよね。
 このテーマはたったあれだけの長さで無駄なく、無理なく練り上げられたのはすごいとしか言いようがない!


 こちらもおすすめです!

大河ドラマ『風林火山』

 気落ちし、挫けそうになったときはアウトプットよりもインプットの方がよく『効きます』。ということで、タイトル通り2007年に放映された大河ドラマ風林火山』をひたすら見まくってます。
 これが本当に面白い!



 事前知識としてはGackt上杉謙信をやっていたドラマ』ぐらいしかなかったのですが、大筋は歴史に残る武田軍の名軍師『山本勘助』の一生を鮮やかに描いたものなんですね。


 山本勘助は幼き頃に患った病の後遺症から片目が見えず、また父親の厳しいしつけにより片足が不自由になる。また次男であったために、子宝に恵まれなかった小林家へと養子に入ることになるも、武士としての夢を捨てられず二十の頃より諸国放浪の度に出、幾度も死にかけながらその火中にて次第に軍略家としての道を見出す。


 こうしてみるとよく聞くサクセスストーリーのようですが、軍略家として起用されるようになるまでには並々ならぬ厳しい道程があるんですよね。
 山本・小林の両家が仕える今川家には合戦での御首を持参しても、スパイを告発しても、結局仕官させてもらえず、また同じような形で北条家、武田家にも断られる。裏切られ、誰からも信頼されず、また信頼出来なかった山本勘助がどのようにしてその心を変えていったのか。また軍略家としての才能を発揮させることができたのか。


 僕は泥臭い物語というのがとても好きです。結果も大事ですが、その過程はどのようにあってもいい。なればこそ、その道程にある『人の必死さ』というモノが僕は見たい。なにもかも鮮やかにこなしてしまう人も物語も魅力的ではありますが、僕自分の出自もまた泥臭いものだからこそそういったモノに惹かれてしまうのかもしれませんね。


 今の世も形は違えど戦国時代のようなものです。その中でどう生き抜くか。どう自らの幸せを見つけるか。歴史は古いものですが、だからこそシンプルに心を打ってくれるのだと感じます。同じ日本で生まれた僕達にとってやはり学ぶべきものは多いでしょう。


 ともあれ、『風林火山』おすすめです。というか、今回のことで思ったのですが、人生に迷ったときは時代物がいいですね。とくに戦国時代のモノ。男だからこそかもしれませんが、昔の人の生きざまというのは本当に心を奮い立たせてくれますね。こんなしょーもないことで落ち込んだり立ち止まったりしてちゃいかんと、心底思わされますw


 機会があれば是非、大河ドラマ風林火山』をどうぞ! 後悔はさせません!

PS

 時代物に触れるたび思うのですが、やっぱり3.11での放射能漏れ事件というのは『なんてことをしてくれたんだ』という感じですね。昔の人が代々受け継ぎ守ってきた土地を、怠慢という形で穢してしまった。この罪は重いですよ。もうなんというか、『国賊』として処分されないのが不思議でたまりません。