疲労とうまく付き合う 〜そうだ、マッサージチェア買おう〜

 漢方医学では『虚証』と『実証』という診断区別があります。詳しく説明しようとすると難しいのですが、判断基準の一つに『症状への意識差』というものがあり、

  • 虚証:自覚的
  • 実証:無自覚的


 という感じになっています。
 大雑把に言うと、虚証は体格は細めで体温が低い人で一面的な言い方をすると『痛みに弱い人』。実証は、体格はがっしり、体温も高めで『痛みに強い人』。
 人間は輪廻転生でもしない限りは自分以外の何ものにもなれませんので、この判断はイメージ的なものではあるのですが、調べてみると結構面白い。
 虚証の人は慢性痛を抱えたり、持病を複数持っていたりすることが多いのですが、痛みに自覚的なので対処が早めで、こじらせることなく結局長生きしたりするそうな。
 反対に実証の人は、健康的で特に持病も持たないのですが、ある時突然倒れたりして、運ばれたときには病状がかなり進行していたりして、結果的に早死したりするそうな。
 ※かなーり適当なので、気になる人は調べてください。


 いやー、実に面白いですね。
 痛みというのは死ぬまで主観的なものなので、程度はなかなか測れません。しかし、持って生まれた身体や状態で痛みに対する意識レベルの差というのは確かに傾向としてありそうです。


 当てはめると、僕は当然かなり虚証寄り。長生きはしたくないですし、痛みに無自覚。むしろ無神経なくらいで生きたいものですが、こればっかりはしかたがない。
 となると、痛みやもろもろの病気・症状とどう付き合っていくか、という話になるわけです。ちなみに虚証の人は疲れやすいそうです。大当たり。


 話は少し変わりまして、先日購入した『中山式快癒器』。

中山式 快癒器 2球式 強弱機能付 首筋 肩用

中山式 快癒器 2球式 強弱機能付 首筋 肩用


 アホみたいにコリに効きます。ショボく見えるのに機構的に色々考えられてて、やばいです。2000円近くしますが、全然高く感じない。むしろもっと出させてくれ! というレベルのメシア的商品です。
 僕の腰痛は臀筋周りの『筋・筋膜性疼痛症候群』からの『坐骨神経痛』なので、実際これだけで完治にかなり近いレベルまでいけそうです。
 完治とまでいかなくとも、これで毎日コリを解してやればまったく無問題です。
 とにかくそれぐらい効きます。マッサージ代一回分よりも下手すると安いので、身体のどこかしらにコリを抱えてる人はとにかく試してみてほしい。


 ……とまぁ、セールスっぽくなっちゃいましたがw こういうのも疲れや痛みと付き合っていくというアプローチなんですよね。
 腰痛を患ってからはや数年、医者の宛にならなさに絶望。こうなりゃ自分で治してやると文献をあさり、やっとここまできました。結果的に慢性的なコリという灯台下暗しな感じではありますが、もはや何も言うまいw


 ともあれ、一つわかったことがあります。コリという疲労症状を日々解消してやれば、慢性化(筋筋膜性疼痛症候群)は避けられ、先天性の異常や骨の極端な歪みなどがなければ、虚証であってもそれなりに快適に過ごせる(気がする)。
 運動後のクールダウンのように、仕事後のクールダウンもとても大事だということですよね。その日の疲れはその日のうちに!


そこで藤田は考えた

 マッサージチェアって、実は安い買い物かもしれない。
 いまやマッサージチェア付きの漫画喫茶やネカフェはもちろん、カラオケもありますから、実際のトコロ一回500円以下で利用できるわけです。仮に500円として、100日で5万円です。五万円というと、一般向けの低価格帯モデルなら買えちゃいます。中古ショップを巡れば、程度のいい高級品もその程度の値段であるかもしれませんね。
 500円っつーのは、普通にお勤めの人であればご飯一食分にも満たないでしょう。リフレッシュやスパートかけるために栄養ドリンクやなんやらを買ってしまうことを考えると、これは決して難しくない節約なのでは。
 3ヶ月ちょいで元取れると考えると、かなり良さそうです。


 もちろん保険適用してくれる整体とかなら、同じ値段でマッサージ受けられる(正確には治療行為としての施術でないと保険適用は不可だったり)んですけど、毎日通うのもあれだし、めんどくさいし、そして個人的には人に身体を触られるのは嫌でござる←
 それにマッサージチェアなら、時間無制限、寝るだけ、いつでもすぐにモミモミ! という強力メリットがががが。
 ということで、できるだけ早く買おうと思いました。いや、絶対に買う。


 先日の頭痛でより一層健康に対しての意識が高まった気がしますね。たかが頭痛、されど頭痛ですけど、ピーク時は頭カチ割れそうになって、気絶しかけたのでw こうあそこまで痛さで追い込まれると人生観変わりますな……。
 長生きはしたくないけど、無駄に痛い思いをしたり、下手な大病で選択肢を狭められるのは嫌です。