やる気がでないときマニュアル
どうしてもやる気が出ないときってありませんか?
何に手をつけてもいまいち気分が盛り上がってこない……。
むしろ、何もしなくてもいつの間にか気分はどんどん盛り下がり、『何をする気も起きない!』という状態に陥ることも。
そんなままならない状態を脱却するための方法を考えてみました。
いずれも実際に試してみて効果があった方法です。
分析をする
やる気が出ない病には大まかに分けて二つのタイプあります。
まずは自分がどちらのタイプに陥ってるのかを判断することが、正しい対処法を取るための第一歩です。
1.燃え尽き型
目標を達成した後、それまでの忙しさから解放された人がなりやすそうです。
次から次へと課題がやってきたりする環境であれば大丈夫でしょうが、ふっと手持ち無沙汰になってしまうと頭の中で色々考えてしまって結果やる気がでなくなる。
そんなタイプです。
2.減衰型
作業に取り組んでいる最中に徐々にやる気がなくなってくる。そんなタイプです。
基本は作業継続中ののやる気低下ですが、批判を浴びたり、他の原因によって激減してしまうことも含めます。
前者は達成後。後者は達成前と捉えると分かりやすいかもしれません。
燃え尽き型の場合
1.無理にやる気をだそうと焦らない
やる気とは追えば追うほど逃げていく性質があります。
『やる気をだしてがんばるぞ!』と奮起したところで、うまくいった試しはありますでしょうか? 私にはほとんどありませんw
それならばいっそのこと、追うのはやめる。
無理にやる気を出さない選択をすることが必要かもしれません。
2.趣味に没頭する
作業中であれば締切りもあるでしょうし、難しい方法です。
ですが、すでに一仕事終えて時間に余裕のある燃え尽き型は趣味に没頭するという選択肢もあります。
ゲーム、読書、映画鑑賞、スポーツ。
キーとなるのは、本業とは全く違うことをすることかもしれません。
本業を完全に頭から排除して、やりこみましょう。
3.人と話しまくる
友人や知人、両親や兄弟。いろんな人と会う機会をたくさんつくって埋もれてしまいましょう。思わぬ情報が舞い込んできたり、影響を受けて気持ちが盛り上がったりするかもしれません。
4.何もしないを極める
人間というのは不思議なもので、ずっとやらないでいると逆にやりたくなってきたりするものです。
上の三つができない場合は『無理』と判断して、不貞寝しましょう。
できるだけ何もせずに、感情に波風が立たないようにいることが重要です。
大体3日もすれば何かしらやりたい欲がでてきますし、最悪1週間もすれば何かをやりたくてたまらなくなるはずです。
5.失踪する
何もかも捨てて明後日の方向へランナウェイ。
クレジットカード一枚あれば大体なんとかなります。
基本的に時間経過と共に浮上してきますので、どん底まで落ちて自殺したくなったりしても持ちこたえましょう。
大丈夫、人生なんとかなります。
減衰型の場合
1.刺激を作る
同じことを続けてやってると誰だってつまらなく感じたりして、徐々にモチベーションが下がってきます。
『あ、ちょっと自分下がってきてるな』と感じたら、作業の中に刺激を盛り込みましょう。
普段は聴かない音楽を流してみたり、道具を新調してみたり、いっそ作業場所を変えてみるというのも良いかもしれません。
2.ご褒美をセットする
大抵こんな風になる作業というのはきつかったり、長かったりすることが多いので、『頑張ってる自分』がいるわけです。
そんな自分のためにご褒美を用意してあげましょう。
ドカ食いしたり、甘いものを食べたり、タバコの本数を制限しない……などなど。
一段落したらご褒美というのは、よく言われますが、人によってはストレスを感じることもあるので、先にご褒美を与えてそれから頑張るというのもありかもしれません。
3.物理フィルタリング
何かのきっかけで急激にやる気が損なわれる場合があります。
批判されたり、噂を聞いたり、身内や友人のゴタゴタに巻き込まれたり……。
しかし逆を言えば、それが起こらなければ気分が下がることはなかったはずです。
それならば物理的に排除してしまいましょう。
ネットでエゴサーチをしない。一時的に人とあまりコミュニケーションを取らないようにする。電話に出ない(止める)。
出来る限り排除して作業に集中できる状態にしましょう。
4.自分を隔離する
作業しないといけないのにネットサーフィンをしたり、漫画を読んだり現実逃避をしてしまう。そしてそんな軟弱な精神に自己嫌悪してしまう。
物理フィルタリングをさらに突き詰めて、作業以外のことができない環境に自分を隔離しましょう。
ネット回線を解約したり、本棚を部屋の外に出したり、それでもしてしまいそうな人はいっそのこと扉に南京錠をつけて家族に幽閉してもらいましょう。
まとめ
普通に生きてると何もしないでもやる気や感情というのは上下してしまうものなので、そうならないための仕組み作りというのが大切な気がします。
またそうなってしまったときにも一先ず自分が今どんな状態にあるのかを把握して、システム的に動くのが意外と良いのではないでしょうか?
いずれにせよ意識的に、徹底的にやるというのが重要だとは思います。