2万円以下のオススメ中古ワーキングチェア

 念願の作業用チェアを手に入れたぞ!

 ということで、以下数日使ってみた簡単なレポートになります。

 今回購入したのは、コチラ

 オフィス系のプロダクトで有名なオカムラのナビオチェアです。

 バロンチェアなどのハイエンドモデルよりはワンランクほど落ちますが、それでも新品定価は10万円弱のワーキングチェアです。

 ……まぁ僕が買ったのは企業から払い下げの中古なんですけどねw

 ともあれ、何故中古を買ったのかというと、以前アーロンチェアの購入を検討していたときに、このような記事を目にしたからです。



 ■Amazonで一万円以下の椅子を買うのがお勧めできない理由



 すごく綺麗にまとめてあり、コストパフォーマンス重視で椅子を選ぶのに大変良い指標となりました。

 この記事を読んでなかったら、おそらくAmazonで適当な椅子を買っていたと思います。



 しかしながら、実際に座ってみないとわからないのが椅子の怖いところ。

 身長や体重によって、良い椅子でも人によっては合わない可能性もあるのです。



 年末で割とお金がカツカツなこともあり、一時的に使う算段とはいえ、後悔はしたくない!

 ネットの評判でそのまま購入ボタンを押しそうになりましたが、一旦落ち着いて、店頭で実際に座ってきました。

 もちろん座り心地は今まで使っていた椅子とは比べ物にならず、その日のうちに注文しました。



 購入したのはコチラの店舗です。



 12600円+送料4000円で計16600円。

 対応も早く、翌々日の朝には届きました。



 で、西濃運輸さんが届けてくれたのがコチラ↓




 「で、でけぇ……w」



 思わず、口にしてしまうほど大きかったです。

 それもそのはず。中古だからなのか、専門メーカーの作った椅子だからなのかはわかりませんが、すでに組み立てられた状態で梱包されていました。



 梱包自体は簡素で、椅子に半透明の袋がかぶせてあり、それをそのままダンボールにぶち込んであります。

 僕はあまり気になりませんが、神経質な方はちょっとダメかもしれませんね。



 そんなこんなで、早速出してみました。

 中古商品ということで状態が気になっていたのですが、綺麗にクリーニングしてあり、プラスチック部分の擦れ傷以外は一見新品と見紛うほど綺麗です。

 ここで、試しに座りたい欲望に駆られましたが、我慢して部屋に入れることに。




 が、入らない……! 




 部屋のレイアウトの関係で、ソファが扉に引っかかってしまうためでした。
 ワーキングチェアは往々にして普通の椅子よりも一回りほど大きいので、自分のように扉が半開きにしかならないようなレイアウトをされてる方は注意ですね。



 しかたなく、よっこいせとソファをどけて、ドアを一度外して、持ち上げて入れました。



 で、ようやく部屋に置けたので、写真をパチリ。




 一息ついたところで、いよいよ座ってみる……。



 「おお……! 素晴らしい!!」

 前述の通り、一度座ったことはあるのですが、やはり店頭と家では感覚が違うので、妙にドキドキしました。
 横からだとこんな感じ。




 興奮覚めやらぬまま、早速身体に合わせて可動部の調整を行います。

 開封したときに説明書の類が見当たらないと思っていたのですが、よくよく見渡すとこんなところに。


 証明の関係で画像が暗く、分かりづらいですが、座面の裏に折りたたんでしまっておけるスペースがあります。
 往々にして家具の説明書類は無くしやすいので、これは実利的な配慮ですね。素敵。



 で、このナビオチェアですが、実にいろんな所が動きます。

 ・リクライニングの角度調整(五段階)固定可能

 ・リクライニングの反発度調整(無段階)

 ・肘あての上下調整(十段階)

 ・肘あての横角度調整(四段階)

 ・肘あての前後調整(四段階)

 ・座面の上下調整(無段階)

 ・座面の奥行き調整(六段階)



 ざっと書くとこれだけの部位が動きます。

 オプションでランバーサポート(腰部サポートパーツ)が付くそうですが、自分が購入したものには付いていませんでした。



 椅子の良し悪しは短時間よりも、長時間の座り心地の方が大事です。

 適時調節しつつ数日使ってみましたが、全くとは言わないものの一日中座っていても全然疲れません。

 今まで座っていた椅子はなんだったんだ……と愕然とするレベルの違いです。



 もちろん定価10万円弱のモデルだけあって、公式ではクッションを初めとした各種パーツの取り寄せも可能です。

 最低でもクッションさえ取り替えていけば、どこか故障しない限りはずっと使い続けているのではないでしょうか?



 もっぱらPCで書物をすることが多いので、肘あての高さ調節(机とほぼ水平に)、横角度調節(内側に調節)が非常に使い勝手がよかったです。

 肘が宙ぶらりんになった状態で長時間キーボード・マウス操作をすると腕が死んできますが、これだと本当に疲れません。

 物書きさんにはオススメですね。



 中古ということで不安な部分もあったのですが、個人的には満点をあげたいくらい。5分の1の値段で買えるということもあり、コストパフォーマンス的にも抜群ですし、2万円前後で椅子をお探しの方には是非オススメしたい一品です。

 あまりによかったので、アーロンチェアを一括で買えるまでは『中古のワーキングチェアを買い換える戦法』で行きたいと思います。



 ちなみにアーロンチェアを推す理由は、12年間という長期間の手厚い保証が受けられるからです。

 ガスシリンダー部を除いて、ほぼすべてのパーツが保証期間内であれば新品に交換してもらえるそうな。

 交換修理の場合は、メーカーさんからアーロンチェアを丸々入れれるダンボールが送られてくるそうな。それを着払いで送ればいいらしいです。

 アーロンチェアも高級ワーキングチェアとして有名ですが、その値段の中にはこの保証も含まれていると考えると、相応なのかなと思ったりもします。

 年間1万程度で12年保証のついたチェアが買えると考えれば、ある意味安いかもしれませんねw

 中古ショップやヤフーオークションでは6〜8万円程度で取引されているそうですが、中古の場合保証はつかない様子なので、注意が必要かも。



 ということで、以上オカムラ ナビオチェアのレポートでした。


 ■参考リンク一覧

 ・iMac用の椅子「オカムラ ナビオチェア」を購入

 ・一万円でオカムラのナビオチェア(中古)を買いました

 ・オカムラのナビオチェアを購入[[]]