ザ・インタビューズって結局どないやねん

 と僕もなんとなーく思ってたんだけど、ツイッター時代のフォロワーさんがとても良い記事を書いていたのでご紹介。

ぶっちゃけた話、初めは登録するつもりはなかった。TLにインタビュー募集のツイートが並ぶ2日前ぐらいにこのSNSの存在に気づいたんだけど、まぁ無縁な話だなと。(n番煎じだけど)質問を立てて、色んな人からレスを貰うならともかく、誰がこんな一般人に質問するのだ。私のような他人の反応を気にしがちなかまってちゃんには向かないツールすぎる。


 確かにそうなんですよね。僕もツイッターやめてブログに移行してからというもの自分の一般人具合というのを痛感した。ツイッター流動性が高いし、とりあえずフォロワーを増やして相手のタイムラインにぶち込んでやればそこそこ見てもらえる。
 でもリンクを踏んだ先のページまで行って、わざわざコメントくれたりするかというとそれは別の話。

 しかも、このツール、新しい交流がないのだ。すぐに終わってしまうSNSだなって思ったよ。


 質問者はわからないし、リンクを拡散するのに大抵の人はツイッターを使うから、大体自分のことを知っている人が質問してくるのだ。内輪ネタはいずれ収束していくし、その速さといったら一週間持つかどうか。寂しい。


 しかも、初めは、その内輪ネタがあるとすら思っていなくて、質問全く来ないだろうなーと思っていたわけだ。しかも、毎日インタビュー待ってますツイートするのめんどくさい。しかも、お前に質問することとかwwねぇよwwwとか思われてたら、もう最悪でしょう。


 そんな被害妄想だけで鬱々しくなるかまってちゃんは、ザ・インタビューズに向かないのだ。飽き性だしな。


 草いっぱい生えてるけど、超冷静な分析。すごい。
 僕のブログは今ほぼ毎日更新だけど、ツイッターのような呼び込みツールもなく、SEO的なこともしていないので日に50人程度の訪問者しかいない。ブックマークからの来訪者が20人〜30人いるのには驚きなんだけど、結局それって超内輪ってことなのだ。僕のブログは未だツイッターの延長上にしかない。
 そんなこんなで僕もやっぱり彼女と同じような考えを持っていたし、感じていたのだった。

でもさ、質問したいじゃん。


だって、質問者がわからないのだ。今さら聞けないあんなこと、そんなことを聞いてみたいじゃないか。
チキンが参加できる匿名ツール万歳。

で、登録した。

質問するより先に質問が来た。
感動した。

そんなこんなで目下真面目に質問に答えてる自分がいることにも驚いた。
なかなかに面白いのだ。大切りが苦手な私が、それなりに面白く回答をしようと頑張っている。そして、何より答えやすいのだ。


 そして続くこの文章である。『ザ・インタビューズ』が何故流行ったのか、何故面白いのか、このほんの数行でズバリ言い切ってしまっている。なにより端的で素直なのが良い。魅力的な文章だ。

とは言ったものの、答えた質問に対する返答自体が拡散しにくいので、新しい交流が得られないのは確かだろう。
ツイッターFacebookで拡散できるだけじゃなくて、ザ・インタビューズ自体にオススメの質問と回答、みたいなスレを立てればいいのになって思う。


 そう問題はここだ! 結局単発単発で終わってしまっているのだ。
 インタビューというのはミクロな事柄であるがゆえに、個人個人の自己顕示欲をこれ以上なく満たすものなのだけど、個人に寄り過ぎている(ミクロすぎる)。だから不特定多数の人が楽しめるようなコンテンツ化しずらいのだ。
 インタビューとはその人の人となりを見てニヤニヤするものですし。その個人に興味がなければ、読んですらもらえないのである。


 もちろん内容が個人的なものだけに留まらないような名文もあるだろうが、それにしたってそれをどうソートするかだ。こうなるとトゥギャッターの素晴らしさが浮き彫りになる形となってしまった気がする。

まとめ

 ひいろさんの記事が言いたいことをズバリ言ってくれていたので、妙にテンションがあがってしまった。僕もインタビューズはなんとなくブームで乗っただけなので、具体的にどう運用するかというのは考えていなかった。
 せいぜい、いっこ前の記事のように転載してブログ記事の水増s(げふんげふん)として利用するしかないように思う。
 それでも一塊にしてコンテンツ化できればそれはそれで十分じゃないかなぁと言う気もする。


 それはともかくひいろさん、素敵な記事でした。んでもって無断で転載してすみませんw 何か問題があれば消しますんで、何かあればコメントでもくださいまし。